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屋根カバー工法とは?板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市の屋根修繕方法について解説!

  • お役立ち情報

板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市の皆さん、こんにちは!

お家の屋根の状態はいかがでしょうか?

 

雨漏りや、色あせ、錆びつきやカビ・コケなどにお悩みではありませんか。

 

屋根の修繕方法は、塗装や葺き替え・葺き直しなどの様々な方法があり、修繕方法のひとつに「カバー工法」という方法があります。

 

今ある屋根をそのまま覆うようにして新しい屋根を作る工法です。

 

葺き替えや葺き直しとの違いはどんなところでしょうか。

 

また、詳しくはどのような方法で工事が行われるのでしょうか。どんなお家の屋根でも工事は可能なのでしょうか。日程や費用などはどれくらいかかるのでしょうか。

 

今回は、板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市で屋根のメンテナンスをお考えの方へ、屋根のカバー工法について詳しくご紹介いたします。

ご参考いただければ幸いです。




屋根の修繕方法のひとつ、「カバー工法」とは?



屋根カバー工法とは、 古い屋根のうえに防水シートと軽い屋根材を張ってかぶせる工事方法です。 屋根を重ねて葺くので「重ね履き」「カバールーフ工法」とも言われています。

葺き替えに比べて日数もかからず、屋根材の撤去処分費がかからないため、リーズナブルに施工できる、屋根リフォームとしてはメジャーな工法です。

屋根を一度剥がして張り替える「葺き替え」工事を行う場合であれば、剥がす時の手間がかかります。

また、既存の屋根材が2004年以前に製造された「スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)」の場合は、人体に悪影響を及ぼす「アスベスト(石綿)」を含んでいる可能性があり、屋根材の処分費が高額になります。

一方、解体作業を必要としない「カバー工法」は、短期間に低コストでリフォームできることから人気を集めています。

基本的には「スレート屋根」や「軽量金属屋根」などのような平板の屋根材の上からであれば、カバー工法は施工可能です。

特に「スレート屋根」の上に「ガルバリウム鋼板屋根」を重ねる工法が多いでしょう。

それでは、ここからはカバー工法の工程や施工手順、おおまかな費用についてお話します。


カバー工法の詳しい工程とおおよその費用



カバー工法でリフォームした屋根の耐用年数は、だいたい20〜25年です。
メンテナンス頻度については、葺き替えをした屋根とほぼ同じで、10年に1回程度で充分でしょう。

ただ、一度カバー工法を行った屋根を3重以上にする例はあまりないため、今後も長く住み続ける建物の場合は「20〜25年後には屋根を撤去するかもしれない」という点について考慮しておくことが重要です。

カバー工法の施工手順は、おおよそ以下のような通りに進みます。

1.足場の組み立て


まずは足場を組立てます。


2.養生シートの貼りつけ

 

※近隣に迷惑をかけないためにも、足場と養生シートの設置は必須です。


3.棟板金・雪止めの撤去

 

※棟板金は、棟から雨水が浸入するのを防ぐ役割を持ちます。撤去した棟板金は再利用できないので、新しい部材を設置します。


4.防水シートを貼る



※平らになった既存の屋根に、防水シートを軒先から棟に向かって張っていきます。

下から上に向かって張る理由は、つなぎ目から雨水が浸入するのを防ぐためです。


5.屋根の本体貼りつけ


※新しい屋根材を、下部から順に施工していきます。

下から上に施工するのは、防水シートと同様に継ぎ目から雨水の浸入を防ぐためです。
また、雪止め金具を設置する場合は、屋根材を施工中に行います。


6.板金下地の取り付け


※新しい屋根材を施工するために、下地となる既存屋根を調整していきます。

ひび割れしている部分は、コーキングや塗装で補修します。


7.棟板金の仕上げ


※屋根材がすべて施工できたら、棟板金の下地となる貫板を設置します。

貫板に使われる素材は木材が一般的です。


8.仕上げ確認


9.足場の解体・撤去


カバー工法でリフォームした屋根の耐用年数は、おおよそ20〜25年と言われています。

メンテナンスの頻度については、葺き替えをした屋根とほぼ同じで、10年に1回程度で良いでしょう。

しかし、一度カバー工法を行った屋根を3重以上にする例はあまりないため、もしも今後長く住み続ける建物の場合は「20〜25年後には屋根を撤去するかもしれない」という点について把握しておくことが大切です。

その点については、施工業者からも説明があるでしょう。

費用については、スレート屋根の上にガルバリウム鋼板を施工する場合は、約100〜150万円が相場となります。例えば30坪ほどの戸建ての場合、80万円〜150万円(足場代別途)の範囲になるでしょう。

カバー工法で施工する屋根材は、比較的軽量である金属屋根を推奨することでしょう。

ガルバリウム鋼板製の屋根材の単価は、1平方メートルあたりおおよそ6,000円前後です。

屋根の面積や足場の組み方、カバー工法に使用する屋根材によっても費用は変わりますので、板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市の専門業者に見積もりしてもらいましょう。


葺き替え工事の方が安い?高い?

葺き替え工事の場合、既存の屋根材を撤去して、新しい屋根材を葺くので廃材処理費や手間なども増えコスト高になります。

また、既存屋根材にアスベストが含まれている物の場合、廃材処理費が非常に高額となるため更にコスト高になります。

屋根カバーの場合はその撤去費用や廃材処分費を必要としないため、葺き替えと比較して安価にかつ工期を短くリフォームをすることが可能となっています。


カバー工法のメリット



カバー工法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に解説します。


メリット① 断熱性・遮音性・防水性が向上する

既存の屋根と新しい屋根の二重構造になるので、断熱性・遮音性・防水性がアップします。
雨音が気になる、2階が暑い、台風が多く雨漏りが心配という方にはおすすめです。



メリット② リフォーム費用が安い

カバー工法は、元々あった屋根の上に新しい屋根材を重ねるだけの工事なので、古い屋根材を撤去するための人件費・廃材処分費が発生しません。

そのため「葺き替え工事」に比べると、リフォーム全体にかかる費用が抑えられます。



メリット③ 工期が短い

通常、葺き替えリフォームの場合は工事期間が7〜30日程度かかりますが、カバー工法であれば約5〜14日でリフォームが完了します。半分程度の工期になり、短期間で終了できます。



メリット④ 騒音やホコリのトラブルが少ない

屋根を交換する際には、騒音やホコリに悩まされることが多く、ご近所にもご迷惑がかかったり、お住まいの方にもストレスがかかります。

ですが、カバー工法であれば、工事中の音やホコリが発生するリスクが少ない上、工期が短いので、ストレスレスな工事になるでしょう。

 

メリット⑤ アスベストにも対応できる

2004年以前、スレート屋根の材料には、がんの原因になりやすいアスベスト(石綿)が使用されていました。

現在では製造・販売・使用共に中止になっていますが、まだ屋根にアスベスト材が含まれる建物も残っています。

 

葺き替え工事を行うときは、アスベストの処分費用が高額になり、解体時にアスベストが近所に飛散しないよう対策しなくてはなりません。
カバー工法なら、屋根を壊すことなくリフォームできるため、アスベストのリスクが少ないでしょう。



カバー工法のデメリット



「カバー工法」の屋根リフォーム工事を2回繰り返すことはできません。 1度目のカバー工法は古い屋根と新しい屋根となり、重量は増すものの、軽い屋根材を選ぶことでそれほど不安になるケースは少ないでしょう。

ただし、壁量が不十分であったり、壁の配置がアンバランスな建物には適していません。 

そのほかのデメリットについてもご紹介します。


メリット① 修繕費に火災保険を活用したい場合は不向き

強風や雪の影響で破損してしまったり、雨漏りしていたりする場合に、火災保険を利用して屋根を修繕したい方もいらっしゃるでしょう。
カバー工法は、適用にならない場合が多いかもしれません。

火災保険の対象となるのは、原則として「雷や強風の被害に遭わなかった場合の状態へ戻す」ための工事です。

雨漏りしている場合は下地の工事も必要になるため、下地の工事をしないカバー工法ではなく葺き替えを検討しましょう。

詳しくは、依頼する業者に相談することをおすすめします。


デメリット② 耐震性に影響する可能性がある

カバー工法は屋根全体が増量するので、耐震性能が少々低下します。
ですがスレート屋根に軽量な金属屋根材でカバー工法を行った時の総重量は、約23〜26kg/1㎡程度です。
瓦屋根(約60kg/1㎡)と比べても、カバー工法でリフォームした屋根のほうが軽くなります。

不安な方は、板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市の専門業者に相談してみましょう。


デメリット③ 瓦屋根には、ほぼ対応できない

現在の屋根の上に、フラットな金属屋根材などを固定するのがカバー工法のやり方です。
波型の形状の屋根や、厚みがある屋根材の上には、固定することが難しいため、陶器やセメントで作られた日本瓦の屋根は、カバー工法はおすすめできません。

またトタン屋根は、カバー工法を施工することは不可能ではありませんが、こちらもおすすめはできません。葺き替え工事を行うのが効率的でしょう。


デメリット④ 内部の補修が必要な屋根には施工できない

屋根の下地や内部が劣化しているときは、その上から新しい屋根をかぶせるだけでは危険です。下地から劣化している屋根の場合、まずは補修しなければいけません。


また、雨水などを吸収して腐食していく可能性があるため、新しい屋根材を固定する際に釘を打つことができず、葺き替え工事を行うことになることもあります。

以上の通り、カバー工法にはメリットもあれば、デメリットもあります。
カバー工法が適さないケースもあるので、まずは屋根の施工をよく理解し、施工実績のある専門業者によく相談してみることをおすすめします。


カバー工法ができる屋根と、できない屋根がある理由は?



カバー工法には、できる屋根とできない屋根(お家)があります。

その理由や屋根・お家の違いはどこにあるのでしょうか。


カバー工法ができない屋根とは?

カバー工法は瓦屋根のお家には施工ができません。また、トタン屋根など古い金属の屋根にも施工することはできません。さらに、劣化の進んでいる屋根も難しいでしょう。

過去に広い範囲で雨漏りが発生したことがある家では、屋根の内側が腐食して傷んでしまっている可能性が高く、まずは劣化した部分を補修しなければなりません。

また、カバー工法は、新たに屋根を作るので屋根の重みがかかります。

瓦屋根のお家は既に重みがあるので家の耐震や耐性を考えると難しいと言えます。


カバー工法ができる屋根とは?

カバー工法を施工できる屋根材は、金属屋根・アスファルトシングル・化粧スレートなどです。


例えば、スレート屋根のカバー工法は「直接下葺き材カバー工法」「野地板増し張りカバー工法」の2種類があります。

下地となる古い屋根の状態が良い時は、「直接下葺き材カバー工法」が有効です。古い屋根の上に直接防水シートを張り新しい屋根を重ねていく工法です。

既存の野地板の状態が悪い際には「野地板増し張りカバー工法」が有効です。古い屋根の上に野地板を張りその後防水シート、新規の屋根材をカバーしてい組工法です。

どちらにしても屋根の状態を専門家によく観察してもらい、カバー工法ができるのか、カバー工法でもどちらの施工方法をとるのかを判断してもらいましょう。


カバー工法ができない屋根の場合は、葺き替えで行う



カバー工法は、瓦屋根や劣化の激しい屋根、雨漏りをしたことがある屋根には施工できないとお知らせしました。

カバー工法ができない場合、また、塗装では劣化が補えない場合のメンテナンスは葺き替えしかありません。

葺き替えは時間と費用がかかりますが、長時間にわたり耐久性が期待できます。また、修繕費用に火災保険を活用することも可能な場合があります。

屋根材は、素材ごとに寿命が違い、瓦なら50年以上、スレート屋根は20〜25年ほど、金属屋根(ガルバリウム鋼板)は25〜35年ほどと言われています。

昔よく使われていたトタンは、ガルバリウム鋼板と同様に金属屋根ですが10〜20年と短命です。また、屋根材の下地となる防水紙は15〜20年、野地板は30〜40年ほどと言われています。

葺き替えることで、新品の見た目になり、寿命を延ばし、耐震性・耐久性もアップします。

雨漏りに悩んでいたお家も解決します。

塗装だけでは解決できない劣化や、カバー工法のできない屋根には葺き替えでのメンテナンスを検討してみましょう。


カバー工法は当社にお任せください!



今回は、板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市にお住まいの皆さんへ、屋根のメンテナンスについてご紹介しました。

中でもカバー工法は葺き替えよりも工期が短く費用がリーズナブルな工法で、様々なメリットがあります。もしもお家が瓦屋根でない屋根材の場合は、ぜひご検討ください。

当社でも屋根カバー工法を施工しております。屋根材と断熱材をひとつにした独自の材料構成により、軽量で抜群に優れた遮熱性・断熱性を発揮する金属屋根材を使用します。

施工前は塗装が剥がれ傷みが目立っていましたが、一味違う卓越した質感になり印象ががらりと変わりました。ご依頼主様からもご好評いただいております。

当社ではお見積もり・ご相談は無料です。板野郡・北島町・藍住町・鳴門市・徳島市にお住まいの方で、屋根のメンテナンスにお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。


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